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永遠の愛を奪って
第22章 プロポーズ
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「うん……」
本当にそうだと思えなくて納得いかないけど、ポテトチップスに罪はないから差し出された物を素直に食べる。
食べてはいけない時間に食べるポテトチップスは格別な味だ。一枚食べたら止まらなくなる。
開いた袋を差し出してくれて、遠慮なく私もパリパリと食べていく。
「オレにも食わせて」
「分かった」
一枚取って祐の口元に近づけて食べせた後、顔を離すと近寄って来られてキスをされた。
触れた唇に舌が当たると感じたのは同じ味。
思わずニヤけてしまいそうになると、祐は二ッと無邪気な笑顔を見せてくる。
「仲良しカップルだな。ラブラブだ」
「そうだけど……、仲良しだと思うなら本当のことを教えてよ。電話がきてから祐が出て行ったってお婆ちゃんから聞いたけど」
「電話は仕事のことで、ポテチを買いに行っただけだって」
「本当に?」
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