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永遠の愛を奪って
第22章 プロポーズ
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「祐、おまたせ。遅れてごめん」
お婆ちゃんの家から急いで待ち合わせのコンビニまで歩いて行くと少し大きめのリュックを背負った祐が立っていた。
でもなぜか会社に着てきたスーツのままで着替えていない。
何時に仕事が終わったのか分からないけど、仕事が終わってから真っ直ぐ買い物にでも行っていたように思える。
隣に並ぶとコートの中にセーターとロングスカートの私服を着ている私が浮いてしまいそうだ。
「お疲れ。気にすんなよ。今日は最後のデートだし、ちょっと豪華な飯でも食いに行こうぜ」
「最後のデート……!?」
「深い意味はねーけど、こっちでできるデートは当分の間できないから最後かなって思って」
「そういう意味かー……。よかったぁ……」
「はははっ、小春はビビりすぎ。今晩は仲良く過ごそうって言っただろ……?」
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