この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
永遠の愛を奪って
第22章 プロポーズ



自然と笑顔が出た顔を祐に向けてからドキッとする。


今が幸せだからなのか私を見つめていた瞳がとても温かく感じた。


「今日はそういう日にしような」


「うん……」


私もそういう日にしたい。


腕時計は寝るまでに渡せればいいけど、結婚の話だけはできるように……。


こっちでできる最後のデートだから祐はこうやって私を楽しませてくれているんだろう。


付き合った日にちも違うし、今日は何の記念日でもないから。


でも何でもない日に思い出を作ってもらえただけでも充分だ。


これ以上、祐に我儘は言えない……――――




デザートを食べ終えて話をしてから私と祐は店を出た。

暖かい場所にいたからブルッと寒さが身に染みる。


でも昨晩降っていた雪は朝方には止み、今晩は綺麗な星空が見えていた。


「今日も冷えるね。帰ったらお風呂入って温まろう?」


「まだデートを終えるつもりがないから帰らないぞ。小春と行きたいところがあるから」


「えっ……?」


/788ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ