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永遠の愛を奪って
第22章 プロポーズ
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「なんか、子供っぽいなって思って……」
「そう言うなよ。ほら、すごく綺麗だと思わねぇ?」
ゆっくりと上っていくゴンドラの外を指を差されてそこを見てみると想定外の光景が広がっていた。
アーチ状になっているものや星型のイルミネーションがショッピングモールの敷地内に設置されていて観覧車から一望できた。
暗い敷地内の一部に輝いて見えるシャンパンゴールドの光に見惚れてしまう。
反対側からは市街地の灯りがまるで星空のように見える美しい景色が広がっていてどちらを見るか迷ってしまう。
「素敵……。綺麗だね……」
「大人の間では割と有名らしいぜ。夜景を見る場所にはもってこいだって。特に冬は綺麗だとか」
「そうだったんだ!ごめんね……。子供っぽいとか言って」
「素直に謝ってくるんだから小春は可愛いよな。その優しさにいつも癒されてる」
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