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永遠の愛を奪って
第22章 プロポーズ
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結婚も決まり、ますます二人きりでいたくなった私たちはラブホテルへ寄ることにした。
そこは私が人生で初めての体験……、処女を卒業した場所で部屋も同じところを選んでいた。
まだ数ヵ月前のことだけど、心臓がはち切れそうなくらい緊張していたからはっきりと覚えている。
でもあの時よりは今日は落ち着いていた。
幸せすぎて感覚がふわふわしているけど……。
下着とパンツの色が違くても、シャワーを浴びてメイクが崩れても祐と一緒に過ごしてきたから初めての頃のように上がったりしない。
「このラブホ、懐かしいね」
「小春とエッチをするって決まった時に何となく入ったんだけど、なかなかいい場所でよかったーって思ってた」
「知ってたわけじゃなかったんだ?」
「ここはオレも初めてきたとこだったから。……一晩中、小春と繋がっていたいけど、明日の朝はゆっくり寝ていられないからな?」
「どうして?」
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