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乳房星(たらちねぼし)・再々修正版
第6章 遠い他人
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「あの~…リビーさんのご家族の方はいらっしゃいますか?」
「えっ?」
「リビーさんのご家族の方にお話しをしなければならないので、ご家族の方に連絡してほしいのですが…」
年輩の男性医師からそのように言われたのりひこ夫婦は『リビーさんのご家族は(印パ)戦争で現地と連絡が取れない…』と泣きそうな声で言いました。
しかし、医師の男性はあつかましい表情で『いいわけばかりをいわないでください!!一刻を争う非常事態なのですぐに現地へ連絡してください!!』と怒っていました。
ムリだよ…
そんなのムリだよ…
すぐに連絡せえと言うても…
リビーさんのご家族が戦争で行方不明になっているのに…
連絡せえだなんて、そんなんムリだよ…
のりひこ夫婦と半兵衛はものすごくコンワクしていたのでありました。
そこへ施設長さんが臨月の状態になっている実母を連れてきましたので、話はますますややこしくなってしまったのでありました。
「えっ?」
「リビーさんのご家族の方にお話しをしなければならないので、ご家族の方に連絡してほしいのですが…」
年輩の男性医師からそのように言われたのりひこ夫婦は『リビーさんのご家族は(印パ)戦争で現地と連絡が取れない…』と泣きそうな声で言いました。
しかし、医師の男性はあつかましい表情で『いいわけばかりをいわないでください!!一刻を争う非常事態なのですぐに現地へ連絡してください!!』と怒っていました。
ムリだよ…
そんなのムリだよ…
すぐに連絡せえと言うても…
リビーさんのご家族が戦争で行方不明になっているのに…
連絡せえだなんて、そんなんムリだよ…
のりひこ夫婦と半兵衛はものすごくコンワクしていたのでありました。
そこへ施設長さんが臨月の状態になっている実母を連れてきましたので、話はますますややこしくなってしまったのでありました。
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