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第1章 プロローグ～星の砂

ちょっと待てよ…

いまさっき…

あの男…

具同会がどーのこーのと言うてはっとったな…

ちょっと待てよ…

…………と言うことは

えっ…

エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ…

たったいへんだ…

具同会に殺されてしまう…

どないしよー…

とにかく早く逃げないと…

私は、まくら元に置いているリュックサックを背中に背負ったあと、マンスリーアパートから逃げ出したのでありました。

この時、時計のはりは午前３時半を回っていた頃だったと想います。

私は防犯灯が灯っている道を選んで北九州市側へ逃げた後JR折尾駅へ向かったのでありました。

そして私は、折尾駅から博多方面へ向かう快速電車に乗って安全な場所を求めて逃げることにしました。