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咲の旅物語
第11章 世界旅行の目的
「声をかける前に、こちらの次元を隔離したんです。
神は世界にあまり降りられないので…。
此方は時間軸が違っていますから、向こうでは時間が経っていないですよ。」
―気づかなかった…orz
「まだまだだな…」
ディラは気づいていたようだ。
「さて、ここからが本題です。すこしお話する事があって空間を弄らせていただいた訳です。立ち話もなんですから、どうぞ」
何処から出したのか、進められた先には、ソファと背の低い机があった。
机の上には、珈琲が用意されている。
舗装されていない土の街道のど真ん中に応接セットである。
違和感が半端ない。
薦められるがまま咲とディラは着席すると、向かいにヤマモト達も座る。