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第13章 滝壺の竜宮城

咲たちの周りを透明な気泡が包む様にできた。

「パパは泉の底にいます。ついてきてください。」

そういうと、ザバッと潜った。

咲たちも続いて中に入る。

ピギョは水の中でも息が出来るようにと気泡で包んだらしい。

ピギョに引かれるように、咲たちは着いていく。

暫く潜ると、岩で出来た祠のようなものがあった。

封印の魔方陣が刻まれた岩には、苔が付着していない。
さらに、その周りの水は淀み禍々しさを放っている。