この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
咲の旅物語
第14章 死の洞窟
森に入る部隊は、ジャルム含め三人で騎士団では指折りの実力者達だった。
馬を進めたジャルム達は、不気味な気配が色濃く漂う洞窟を発見した。
洞窟内部は真っ暗で、全く中の様子が伺えない。
油断していたわけではないが、馬を降り、三人は洞窟に近づいてしまったのだ。
三人が入口まで行った途端、中から何かが出てきて三人を洞窟内に引き釣り込んだ。
ジャルムは必死に自分の出来うる全てを掛けて攻撃し、入口の明かりめがけて逃げた。
あり得ない程の恐怖と絶望が、彼を無我夢中にさせた。
仲間の事を気遣う余裕などないほどに…
彼は、襲って来たものが何なのか、どうやってここまで来たのか…一切判らない。
気がついたらここに保護されていたという。
馬を進めたジャルム達は、不気味な気配が色濃く漂う洞窟を発見した。
洞窟内部は真っ暗で、全く中の様子が伺えない。
油断していたわけではないが、馬を降り、三人は洞窟に近づいてしまったのだ。
三人が入口まで行った途端、中から何かが出てきて三人を洞窟内に引き釣り込んだ。
ジャルムは必死に自分の出来うる全てを掛けて攻撃し、入口の明かりめがけて逃げた。
あり得ない程の恐怖と絶望が、彼を無我夢中にさせた。
仲間の事を気遣う余裕などないほどに…
彼は、襲って来たものが何なのか、どうやってここまで来たのか…一切判らない。
気がついたらここに保護されていたという。