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咲の旅物語
第6章 湖村 ミノー
ティナはピンクのふわふわした背中まで伸びた髪を三つ編みにし、丸く柔らかそうな耳をピョコピョコ動かしている。
大きい丸い目をして、瞳もピンクだ。
「さて、お前たちはどうしてこの村に?」
ディラの言葉にダイゴが押し黙る。
そして、意を決したように顔を上げ話し始めた。
それによると、獣人の住む里に原因不明の病が流行っていて、聖獣なら治す方法を知っているのでは、とアカリスに向かうつもりだったそうだ。
「だが、アカリスは結界があって入れない。なんとか入れないかと思っていた時にここで礼拝式があると聴いて、神に会えればと…」
それを聴いて咲はディラを見た。
「病が何なのか、見てみない事には…」
困った様に眉を潜めたディラ。何を言っているのかと、首を傾げるダイゴに
「ここだけの秘密よ。私たちアカリスから来たの。」
「「ええええ?!!」」
「おねちゃ!助けて、里のみんなっっ」
大きい丸い目をして、瞳もピンクだ。
「さて、お前たちはどうしてこの村に?」
ディラの言葉にダイゴが押し黙る。
そして、意を決したように顔を上げ話し始めた。
それによると、獣人の住む里に原因不明の病が流行っていて、聖獣なら治す方法を知っているのでは、とアカリスに向かうつもりだったそうだ。
「だが、アカリスは結界があって入れない。なんとか入れないかと思っていた時にここで礼拝式があると聴いて、神に会えればと…」
それを聴いて咲はディラを見た。
「病が何なのか、見てみない事には…」
困った様に眉を潜めたディラ。何を言っているのかと、首を傾げるダイゴに
「ここだけの秘密よ。私たちアカリスから来たの。」
「「ええええ?!!」」
「おねちゃ!助けて、里のみんなっっ」