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モデルの撮影だったのに
第2章 承
昼の1時に、新宿のアルタ前で落ち合うことに。

当日の私は、デニムのショーパンにカーキのタンクトップ。

露出が多いっていうけど、女の子はオシャレが好きなんだよね。

オトコは誘ってるって言うけど、誘ってなんかいなくて、こっちは、ただ可愛いから着てるんだよ。

スタイルには、ちょっとばかり自信がある。

足は太くないし、胸もおんなじ専門に行ってる同級生の中では、大きい方。

でも、Hカップとかの巨乳じゃなくて、Cカップ。

ちょっと胸が最近キツくなってきたから、もうDでいいかも。

同級生とお風呂に入ったときに、形がキレイって言われた。

「触らせて〜」「やわらか〜い!」っていうのも言われたなあ。

だから、薄着すると注目を集めちゃう。


あ〜ヤバイ。

もう1:00になってる。

まだ、新大久保駅じゃん!

まっ、仕方ないね。

女は、オトコを待たせるのが、当たり前だもん。

新宿駅に着いて、地下をてくてく歩いてゆくと、やっぱりオトコの舐める視線が、多いなあ。

気分は、でも悪くない。

だって、女の子からの視線も感じるからね。

憧れ視線ってやつかな?

スタイルいいなあ・・・

私もショーパンで、街をあんなふうに歩きたいなあ・・・

あのタンクトップ可愛い・・・

そんなココロの声が聞こえる。

だから、女の子からの視線は、気分がいいんだよね。

でも、可愛いのを手に入れるのも大変なんだよね。

服代が、かかっちゃうから。

バイト代は、ほとんど洋服で消えちゃうし。

来月も、可愛いブラウンのチューブトップとラバーミニを買うために働かなくちゃ。



あ!アルタ前に着いた。

どこにいる?

たしか・・

「ユカ?」

わっ!

ユカは、背後からの声に振り返った。

長髪を肩まで垂らし、真ん中で分けて、おでこを見せている男の顔が、真近にあった。

「うわっ!」

「なに?そんなに驚かなくても」

ニッと笑った顔が、オカメそっくりじゃん、とユカは思った。

マジで!

全然イケメンじゃないじゃん!

「あっ。いまガッカリしたでしょ」

「そ、そんなことないです」

「イケメン想像してたね」

そりゃあ、そうでしょ。

あんな小説書いてるくらいなんだから。

それに、いくつ?

20代じゃないよね。

40超えてるように見えるんだけど。
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