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モデルの撮影だったのに
第2章 承
「外暑いね?涼しいところへいこっか?」
男は、ユカの右手を取ると、すたすた歩き出した。
なになにっ!なんなの?
茫然とするユカに
「あそこのドトールに、ひとまず退散しよう」
と言って、手の握りを変えると、恋人つなぎにしてきた。
ちょ、ちょっと。待って。この人けっこう強引。メールでは、そんな風に感じられなかったのに・・・
お店に入って腰を下ろし、正面に座った男を見ると、ほんとにオカメそっくり。
ちょっと正面から見れない。笑っちゃう。
「じゃあ、今日できれば撮影したいんだけど」
「あっ。はい。大丈夫です」
「近くのホテルでいいかな?」
え!ホテル?そっか、撮影場所はホテルしかないよね。
「はい。任せます」
新宿2丁目の小さなラブホテルに入る。
ラブホって初めてだあ。けっこう普通な感じだけど、ベッド大きいなあ。
ドアの近くに立ったままのユカに
「こっち来て座りなよ」
と布団をオカメが叩いた。
「あっ。はい」
すでにベッドの上にいるオカメとは、やや距離を保ちつつ、ユカは腰掛ける。
オカメは、ユカを舐めるように見る。
スタイルチェックだろう。
爪の形や指の長さ、足の格好、ウエストのくびれなど、モデルとして許容の範囲かどうかを確かめたい。
そんな視線がユカには、ちょっとくすぐったい。
「ユカ、下着姿になって」
え!もう?早くない?まだ入ってすぐだし、会ってほとんど話してないし。
「ホテルは時間制だし、俺としては、顔は載せないけど、身体は載せたいんだ。あのサイトだとさ、下着姿がトップ画にはふさわしいと思ってる。ユカは、そう思わない?身体の線も確認したいしさ」
まあ、そうだよね。下着だけならいいかな。
「わかった」
タンクトップとショーパンを脱ぐ。
上下淡いブルーの下着が現れた。
間接照明に照らされたシルエットは、なかなかいい。
セミロングの髪は艶やかで、肌は白く、指の爪の手入れも行き届いている。
腰のくびれもあり、お尻は小ぶりで、きゅっと締まっていた。
「あんまりじろじろ見ないで。どう、問題ない?」
「いいよ!これならモデルになれる」
「じゃあ、早速撮る?どうすればいい?」
「急いじゃダメだよ。カメラマンとモデルはね。仲良くなってからじゃないと、いい写真は撮れないよ。だから、まずは、いちゃいちゃしよう」
男は、ユカの右手を取ると、すたすた歩き出した。
なになにっ!なんなの?
茫然とするユカに
「あそこのドトールに、ひとまず退散しよう」
と言って、手の握りを変えると、恋人つなぎにしてきた。
ちょ、ちょっと。待って。この人けっこう強引。メールでは、そんな風に感じられなかったのに・・・
お店に入って腰を下ろし、正面に座った男を見ると、ほんとにオカメそっくり。
ちょっと正面から見れない。笑っちゃう。
「じゃあ、今日できれば撮影したいんだけど」
「あっ。はい。大丈夫です」
「近くのホテルでいいかな?」
え!ホテル?そっか、撮影場所はホテルしかないよね。
「はい。任せます」
新宿2丁目の小さなラブホテルに入る。
ラブホって初めてだあ。けっこう普通な感じだけど、ベッド大きいなあ。
ドアの近くに立ったままのユカに
「こっち来て座りなよ」
と布団をオカメが叩いた。
「あっ。はい」
すでにベッドの上にいるオカメとは、やや距離を保ちつつ、ユカは腰掛ける。
オカメは、ユカを舐めるように見る。
スタイルチェックだろう。
爪の形や指の長さ、足の格好、ウエストのくびれなど、モデルとして許容の範囲かどうかを確かめたい。
そんな視線がユカには、ちょっとくすぐったい。
「ユカ、下着姿になって」
え!もう?早くない?まだ入ってすぐだし、会ってほとんど話してないし。
「ホテルは時間制だし、俺としては、顔は載せないけど、身体は載せたいんだ。あのサイトだとさ、下着姿がトップ画にはふさわしいと思ってる。ユカは、そう思わない?身体の線も確認したいしさ」
まあ、そうだよね。下着だけならいいかな。
「わかった」
タンクトップとショーパンを脱ぐ。
上下淡いブルーの下着が現れた。
間接照明に照らされたシルエットは、なかなかいい。
セミロングの髪は艶やかで、肌は白く、指の爪の手入れも行き届いている。
腰のくびれもあり、お尻は小ぶりで、きゅっと締まっていた。
「あんまりじろじろ見ないで。どう、問題ない?」
「いいよ!これならモデルになれる」
「じゃあ、早速撮る?どうすればいい?」
「急いじゃダメだよ。カメラマンとモデルはね。仲良くなってからじゃないと、いい写真は撮れないよ。だから、まずは、いちゃいちゃしよう」