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大人遊び
第23章 choice A 熱に侵されて
そう言った彼の顔が近づいてきて唇が重なった。
優しく私の唇を挟み、その感触やぬくもりを味わうかのように、ゆっくりと啄むようなキスが繰り返し落とされる。
触れあう唇の間から差し出された彼の柔らかい舌が私の唇をくすぐるようにそっとなぞると、
「んぁ・・・。」
開いた口の隙間から入り込んできて、私の舌を絡めとる。
執拗に与えられる甘い口内への愛撫に息が続かず、彼の胸をトントンと叩くとようやく口が解放された。
「口のナカ、すごい熱い・・・溶けそう(笑)」
いたずらっぽく笑いながらも、熱っぽい眼差しで私を見下ろす彼。
「文、全然足りない。」
「待っ・・・んんっ。」
再び押し当てられた熱は、さっきよりも少しだけ強引で、唇を抉じ開けて侵入してきた舌が、歯列の裏側を優しくなぞると痺れるような快感が脳に走り、蕩けてしまいそうだ。
「ん、んんっ、待っ・・て、んぁ、啓・・介さん、お願い、待っ・・てってば!」
もういっそ流されてしまいたい気持ちを抑えて、彼の胸をグッと押し返す。
「ハァッ・・・ン、・・・ごめん。俺、本当、あなたの事になると余裕ない。諦めるとかいって全然出来てねぇし、カッコ悪っ。・・・帰った方が良さそうだわ。」
「・・・別れたの。」
優しく私の唇を挟み、その感触やぬくもりを味わうかのように、ゆっくりと啄むようなキスが繰り返し落とされる。
触れあう唇の間から差し出された彼の柔らかい舌が私の唇をくすぐるようにそっとなぞると、
「んぁ・・・。」
開いた口の隙間から入り込んできて、私の舌を絡めとる。
執拗に与えられる甘い口内への愛撫に息が続かず、彼の胸をトントンと叩くとようやく口が解放された。
「口のナカ、すごい熱い・・・溶けそう(笑)」
いたずらっぽく笑いながらも、熱っぽい眼差しで私を見下ろす彼。
「文、全然足りない。」
「待っ・・・んんっ。」
再び押し当てられた熱は、さっきよりも少しだけ強引で、唇を抉じ開けて侵入してきた舌が、歯列の裏側を優しくなぞると痺れるような快感が脳に走り、蕩けてしまいそうだ。
「ん、んんっ、待っ・・て、んぁ、啓・・介さん、お願い、待っ・・てってば!」
もういっそ流されてしまいたい気持ちを抑えて、彼の胸をグッと押し返す。
「ハァッ・・・ン、・・・ごめん。俺、本当、あなたの事になると余裕ない。諦めるとかいって全然出来てねぇし、カッコ悪っ。・・・帰った方が良さそうだわ。」
「・・・別れたの。」