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大人遊び
第23章 choice A 熱に侵されて
「ちゃんと着替えたね。えらい、えらい。ゼリーとか、スポーツドリンクとか適当に買ってきたけど、何か食べれそう?」
「ありがとう・・・食欲なくて。」
「ん。無理しなくていいよ。これ貼って。」
おでこにヒンヤリとした熱取りシートが貼られる。
「冷たくて気持ちい――。」
そう言うと彼はニコっと笑って、ベッドの縁に腰かけた。
「良かった。少し寝な。」
髪を撫でる優しい手が心地よい。
「うん、仕事中だったのに色々ありがとう。」
「大丈夫だよ、おかげで文さんに会えた。佐々木に感謝しなきゃだわ。」
「・・・啓介さん。」
「ん?」
「あの、・・・れて・・・かった。」
「え?ごめん、文さん、聞こえなかった。」
「・・・来てくれて嬉しかった。」
「それ無意識でやってる?人が必至で我慢してるのに・・・あなたが悪いよ。」
啓介さんが真っ直ぐに私を見つめる、その視線から目がそらせない。
「文、キスするから、目、閉じて。」
「え?」
彼のその言葉に心臓が痛いくらいにドキドキ鳴る。
「もう2番目でもいいよ。俺の事、受け入れてよ。」
「ありがとう・・・食欲なくて。」
「ん。無理しなくていいよ。これ貼って。」
おでこにヒンヤリとした熱取りシートが貼られる。
「冷たくて気持ちい――。」
そう言うと彼はニコっと笑って、ベッドの縁に腰かけた。
「良かった。少し寝な。」
髪を撫でる優しい手が心地よい。
「うん、仕事中だったのに色々ありがとう。」
「大丈夫だよ、おかげで文さんに会えた。佐々木に感謝しなきゃだわ。」
「・・・啓介さん。」
「ん?」
「あの、・・・れて・・・かった。」
「え?ごめん、文さん、聞こえなかった。」
「・・・来てくれて嬉しかった。」
「それ無意識でやってる?人が必至で我慢してるのに・・・あなたが悪いよ。」
啓介さんが真っ直ぐに私を見つめる、その視線から目がそらせない。
「文、キスするから、目、閉じて。」
「え?」
彼のその言葉に心臓が痛いくらいにドキドキ鳴る。
「もう2番目でもいいよ。俺の事、受け入れてよ。」