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大人遊び
第24章 choice A 熱に侵されて side 啓介
彼女の姿が頭から離れない――――。

仕事始まっちゃえば少しずつ忘れるだろって思ってたけど、彼女は思考の中心から中々出ていってくれなくて。こういう日に限って仕事も落ち着いてんだもんな・・・。

気分転換にカフェスペースでコーヒーを飲んでいると、

「おい、サボってんなよ(笑)」

背後から良く知った声が飛んできた。

「佐々木か、午前中、客先じゃねーの?戻んの早くね。」

「おー、今日は新しい担当との顔合わせ程度だったから。」

「相手可愛くなかったから、早々に切り上げた?(笑)」

「それ以前に男だったわ!って俺はお前と違って客先で女探さねーけどな。お前は仕事サボって、デートプランでも練ってんのか?心ここにあらずだけど(笑)」

「俺も探してねぇよ!あの人は例外。まぁ、あっさり振られたけど。」

「早っ、じゃぁもういいんだ?」

「良くねぇよ。ただ・・・打つ手ないだけ。」

「フーン・・・恋だな(笑)」

「うっせ。てか、なんだよ。普段こんな話ししてこねーのに気持ち悪いわ。」

「いたよ、ロビーに。」

「何が?」

「文さん。さっき会った。」

「は?どこで!?」

「だからオフィスエントランスのロビーだって、体調悪いみたいでソファで休んでてさ。おでこ触ったらけっこう熱かった。」

「お前、それ伝えに来たんだろ。早く言えよ。てか、触んな。」

そう言った俺の足はすぐにロビーへと向かっていた。
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