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大人遊び
第24章 choice A 熱に侵されて side 啓介
「もしかして俺との事バレた?」
幸せだって言ってた彼女の結婚を壊したかも、そう思うとドクっと心臓が震える・・・。
だけど返ってきたのは違った反応で、
「自分から話したの、裏切った事・・・それで別れる事になった。」
「いや、そりゃそうなるでしょ、何でわざわざ言ったの。」
「だって・・・啓介さんの事、もっと知りたいって思っちゃったから。」
そう言った彼女の目からはポロポロと涙が溢れていた。
「何もなかった事にして、結婚なんて出来なかった・・・。」
「隠して天秤に掛けりゃ、よかったじゃん。」
「そういうの出来ない。」
「だって後悔するかもよ。俺の方が好きって確信あるわけじゃないんでしょ?」
「だけど、他にどうしたらいいかわからなかった。だからいいの。」
「本当に?・・・じゃぁ、俺、頑張っていいんだよね?」
「・・・。」
「俺、間に入って最低なことした自覚はあるよ。だけど・・・今、すげぇ嬉しい。忘れなくていいってだけでホッとしてる。文、抱き締めてもいい?触れたい。」
彼女が答える前にその身体を腕の中に閉じ込めた。
幸せだって言ってた彼女の結婚を壊したかも、そう思うとドクっと心臓が震える・・・。
だけど返ってきたのは違った反応で、
「自分から話したの、裏切った事・・・それで別れる事になった。」
「いや、そりゃそうなるでしょ、何でわざわざ言ったの。」
「だって・・・啓介さんの事、もっと知りたいって思っちゃったから。」
そう言った彼女の目からはポロポロと涙が溢れていた。
「何もなかった事にして、結婚なんて出来なかった・・・。」
「隠して天秤に掛けりゃ、よかったじゃん。」
「そういうの出来ない。」
「だって後悔するかもよ。俺の方が好きって確信あるわけじゃないんでしょ?」
「だけど、他にどうしたらいいかわからなかった。だからいいの。」
「本当に?・・・じゃぁ、俺、頑張っていいんだよね?」
「・・・。」
「俺、間に入って最低なことした自覚はあるよ。だけど・・・今、すげぇ嬉しい。忘れなくていいってだけでホッとしてる。文、抱き締めてもいい?触れたい。」
彼女が答える前にその身体を腕の中に閉じ込めた。