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大人遊び
第33章 choice B あの日の事
翌週の金曜日、可愛い後輩の為に一肌脱いで、開催された飲み会。
「じゃっ、今日は部門間交流ということで、楽しく飲みましょう。かんぱーい。」
快くスケジュール調整してくれたいっくんの発声で、カチャンと5つのグラスが合わさった。
6人席の下座に数合わせの私、そして隣にいっくん、久美ちゃん。
久美ちゃんの向かいに、経理部の1つ下の代の関根くん、真ん中に久美ちゃんの同期の今井ちゃん…そして一周回って私の正面、つまり今井ちゃんのお隣に彼女のお目当ての彼が座れるように空けてある。
とりあえず、私の役目は終わったし、後は2人が上手くいくよう応援してよ。
一息ついて、皆で摘まめるものを頼もうとメニューを見ていると、
「田中とこういう飲み会するのはじめてだよな 笑」
いっくんに声を掛けられる。
「ねっ、いっくんとこういう場で呑むの違和感しかないよ。笑///」
「あはは、もう一人は会社戻る必要あるみたいで、ちょっと遅れてるけど、もう着くって。」
「そうなんだ、忙しい人なのかな。今日、ありがとね、無理聞いてもらって。」
さすがに久美ちゃんの気持ちはバラせないから、今井ちゃんの事情を話して今日の場を調整して貰った。だから、いっくんは自分も幹事のつもりで気を遣ってくれる。
「いーえ、会計士だから忙しいとは思うけど、2つ返事でOKだったよ。監査法人とか出会いないんじゃね?わからないけど。」
「それなら良かった。同期同士でずっと話しててもアレだし、いっくんもせっかくだから下座は私に任せて楽しんでね♪」
「おぅ、ありがと。」
久美ちゃん、やっぱり、いっくんはいいやつだよ~頑張って!そんな事を考えながら、皆でたわいもない話をしていると、個室のドアがスッと空く。
「すみません。遅れました。」
そう言って、入ってきたのは思いもがけない人物だった。
「じゃっ、今日は部門間交流ということで、楽しく飲みましょう。かんぱーい。」
快くスケジュール調整してくれたいっくんの発声で、カチャンと5つのグラスが合わさった。
6人席の下座に数合わせの私、そして隣にいっくん、久美ちゃん。
久美ちゃんの向かいに、経理部の1つ下の代の関根くん、真ん中に久美ちゃんの同期の今井ちゃん…そして一周回って私の正面、つまり今井ちゃんのお隣に彼女のお目当ての彼が座れるように空けてある。
とりあえず、私の役目は終わったし、後は2人が上手くいくよう応援してよ。
一息ついて、皆で摘まめるものを頼もうとメニューを見ていると、
「田中とこういう飲み会するのはじめてだよな 笑」
いっくんに声を掛けられる。
「ねっ、いっくんとこういう場で呑むの違和感しかないよ。笑///」
「あはは、もう一人は会社戻る必要あるみたいで、ちょっと遅れてるけど、もう着くって。」
「そうなんだ、忙しい人なのかな。今日、ありがとね、無理聞いてもらって。」
さすがに久美ちゃんの気持ちはバラせないから、今井ちゃんの事情を話して今日の場を調整して貰った。だから、いっくんは自分も幹事のつもりで気を遣ってくれる。
「いーえ、会計士だから忙しいとは思うけど、2つ返事でOKだったよ。監査法人とか出会いないんじゃね?わからないけど。」
「それなら良かった。同期同士でずっと話しててもアレだし、いっくんもせっかくだから下座は私に任せて楽しんでね♪」
「おぅ、ありがと。」
久美ちゃん、やっぱり、いっくんはいいやつだよ~頑張って!そんな事を考えながら、皆でたわいもない話をしていると、個室のドアがスッと空く。
「すみません。遅れました。」
そう言って、入ってきたのは思いもがけない人物だった。