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大人遊び
第4章 強行突破 side 啓介
「やっと少し落ち着くな。最近どうよ?」
────────────
そう話しかけるのは佐々木 健司(27歳)。優しそうな目にシュッと通った鼻筋、薄い唇といった典型的な塩顔イケメン。人の良さそうな顔立ちとは対照的で、頭の切れる悪い男だ。
事務所の同僚のコイツとは、現場が同じだった事から親しくなり、一緒に女遊びもした気心の知れた仲である。
繁忙期を終えた俺らは、仕事帰りに一杯やりに近場の居酒屋に来ていた。
────────────
「別に。相変わらず。」
「冷めてんなー。そんなんだから、イケメンなのに彼女いないんだよ。」
「欲しいとも思ってねーし。そういうお前もいないだろ。」
「だなー(笑)」
そんなたわいもない会話をしていた時に、彼女が店に入ってきた。
「こんばんはー。2人空いてますか?」
久しぶりにみた彼女の姿に柄にもなく胸が高鳴る。
はじめて声聞いたなぁ。そんな事を考えながら、俺らのテーブルの後ろのカウンターに腰かけた彼女達の話に思わず、耳を傾けてしまう。
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そう話しかけるのは佐々木 健司(27歳)。優しそうな目にシュッと通った鼻筋、薄い唇といった典型的な塩顔イケメン。人の良さそうな顔立ちとは対照的で、頭の切れる悪い男だ。
事務所の同僚のコイツとは、現場が同じだった事から親しくなり、一緒に女遊びもした気心の知れた仲である。
繁忙期を終えた俺らは、仕事帰りに一杯やりに近場の居酒屋に来ていた。
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「別に。相変わらず。」
「冷めてんなー。そんなんだから、イケメンなのに彼女いないんだよ。」
「欲しいとも思ってねーし。そういうお前もいないだろ。」
「だなー(笑)」
そんなたわいもない会話をしていた時に、彼女が店に入ってきた。
「こんばんはー。2人空いてますか?」
久しぶりにみた彼女の姿に柄にもなく胸が高鳴る。
はじめて声聞いたなぁ。そんな事を考えながら、俺らのテーブルの後ろのカウンターに腰かけた彼女達の話に思わず、耳を傾けてしまう。