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大人遊び
第4章 強行突破 side 啓介
酔ってても余所行きの顔はキチっとしてんだな、、、友人に向けられた素の顔とは違う、はじめてエレベーターで見掛けた時の彼女だった。
「いえ、どうぞ。」
緊張を悟られないよう、平静を保つ。
「ありがとうございます。」
そう言いながら俺の前を通り過ぎる彼女。酔ってるせいか、少しだけおぼつかない足取りだ。
・・・ゴンっ!!
突然の音に振り向くとトイレの前の段差で躓いたのか、彼女が盛大に転んでいた。
「大丈夫?」
腕を引き、起こして上げると、そこには真っ赤に赤面した彼女の顔があった。
「ごめんなさいっ、やだ、恥ずかしい。本当にごめんなさいっっ(照)」
はじめて俺に向けられた素の彼女の顔、声。
あ───っ、ダメだ、このギャップは反則だろ。
俺この人好きだなぁ、めちゃくちゃ抱きしめたい・・・。
誰かをこんなに愛しいと思ったのは、初めてだった。
「いえ、どうぞ。」
緊張を悟られないよう、平静を保つ。
「ありがとうございます。」
そう言いながら俺の前を通り過ぎる彼女。酔ってるせいか、少しだけおぼつかない足取りだ。
・・・ゴンっ!!
突然の音に振り向くとトイレの前の段差で躓いたのか、彼女が盛大に転んでいた。
「大丈夫?」
腕を引き、起こして上げると、そこには真っ赤に赤面した彼女の顔があった。
「ごめんなさいっ、やだ、恥ずかしい。本当にごめんなさいっっ(照)」
はじめて俺に向けられた素の彼女の顔、声。
あ───っ、ダメだ、このギャップは反則だろ。
俺この人好きだなぁ、めちゃくちゃ抱きしめたい・・・。
誰かをこんなに愛しいと思ったのは、初めてだった。