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大人遊び
第8章 甘い男
まだ夜も明けぬ頃、ふと目を覚ました私は、隣に眠る啓介さんの顔を見ながら、悠くんの事を思っていた。

何て事をしてしまったんだろう・・・。とにかく帰らないと。

そっとベッドから降りて散らばった下着を手にとり、身に着けていると、

「ねぇ、帰っちゃうの?」

後ろからフワッと抱き締められる。

「あっ・・・ごめんなさい。起こしちゃった?うん・・・帰らないと。」

腕から抜け出そうとすると、より強い力で抱き締められた。

「・・・朝まででいいから、隣にいてよ。それか、帰れないようにもう一回抱くよ。」

彼の手が私のソコへと降りてゆっくりと割れ目をなぞる。下着の隙間から侵入した指が、昨夜の行為によって快感を覚えこまされた花芯を摘まみ、優しく優しく捏ねまわす。

「ほら、もう蜜が出てきた。アヤが感じ過ぎて一人でイッちゃうから、最後まで出来なかったんだよ?この膣(ナカ)に俺の挿れさせてよ。」

耳元で囁かれた言葉に、羞恥心が煽られる。

「あっ、あぁ、やっ・・・啓介さん、ヤダっ。わかった・・・朝まで帰らないから、お願い、もうしないで。」

そう言うと、彼は私を抱き上げ、ベッドへと戻した。ベッドの中で、何度も何度もキスをされ、抱き締められる。

「チュッ。・・・ねぇ、アヤ。さん付けじゃなくて、呼び捨てで呼んでよ。チュッ、チュ。」

「ンッ・・・ハァ。何もしないって言ったのに。うそつき・・ンッ、わかった。わかったから・・・啓介、もうやめて?」

彼がはにかむように笑う。

「俺が寝てる間に勝手に帰るのだけは止めてな?アヤ・・・好きだよ。おやすみ。・・・チュ。」

最後に短いキスを落として、啓介さんは眠りについた。

そんな彼を横目に私の方は、火照った身体、まるで彼女に対するような彼の態度に困惑し、中々、眠りにつけなかった。
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