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大人遊び
第14章 choice A
たぶん他の社員と鉢合わせしないよう気を遣ってくれたのだろう、予約してくれたという会社から少し離れたお店に着くと既に到着していた彼の元へと案内された。恐る恐る席に着く。
「急に誘って仕事大丈夫だったかな?」
「・・・はい。あの、メール・・・。」
「あぁ、文さんの会社のメール、IT監査入ってるから、あんな他人行儀みたいな文面でごめんね。」
彼がイタズラっぽく笑う。
「そうじゃなくて・・・私、都築さんに名刺お渡ししてましたっけ?あの日は飲み過ぎてしまって、ちゃんと覚えてなくて・・・。」
「都築さんじゃなくて、啓介。約束したろ?アヤ・・・。」
ギュッと私の手を掴み、優しく指を絡める彼の仕草にあの日の行為を思い出し赤面する。
「・・・啓介さん!!」
「さんは余計。なんて、驚かせちゃったね。ごめんごめん(笑)」
手を放し、頭を撫でる彼・・・本当にこの人はズルい。きっと色んな女をこうやって落としてきたのだろう。絶対私の方が年上なのに・・・。彼のペースに乗ってはいけない。
「それで、なんで会社と連絡先知ってるの?」
はぐらかされないように真面目に問いただす。
「俺、文さんの会社に監査で行ってるんだよ。あなたの事も知ってた。こないだ名前しか教えて貰えなかったから、忘れ物に気付いて、連絡取る為に経理部の知り合いにアドレス聞いたんだ。」
「・・・っ!!!仕事で関わりあるって知ってて遊びに誘うなんて、ありえないでしょ。オフィスで顔合わすかも知れないのに、啓介さん、信じられないっ///」
「俺は営業部に行く事はないから、会う機会なんてほとんどないよ。現に俺の事、全然知らなかったろ。」
全然反省していない彼。むしろ少しムスっとしてる。怒りたいのは騙されたこっちの方だ。
「急に誘って仕事大丈夫だったかな?」
「・・・はい。あの、メール・・・。」
「あぁ、文さんの会社のメール、IT監査入ってるから、あんな他人行儀みたいな文面でごめんね。」
彼がイタズラっぽく笑う。
「そうじゃなくて・・・私、都築さんに名刺お渡ししてましたっけ?あの日は飲み過ぎてしまって、ちゃんと覚えてなくて・・・。」
「都築さんじゃなくて、啓介。約束したろ?アヤ・・・。」
ギュッと私の手を掴み、優しく指を絡める彼の仕草にあの日の行為を思い出し赤面する。
「・・・啓介さん!!」
「さんは余計。なんて、驚かせちゃったね。ごめんごめん(笑)」
手を放し、頭を撫でる彼・・・本当にこの人はズルい。きっと色んな女をこうやって落としてきたのだろう。絶対私の方が年上なのに・・・。彼のペースに乗ってはいけない。
「それで、なんで会社と連絡先知ってるの?」
はぐらかされないように真面目に問いただす。
「俺、文さんの会社に監査で行ってるんだよ。あなたの事も知ってた。こないだ名前しか教えて貰えなかったから、忘れ物に気付いて、連絡取る為に経理部の知り合いにアドレス聞いたんだ。」
「・・・っ!!!仕事で関わりあるって知ってて遊びに誘うなんて、ありえないでしょ。オフィスで顔合わすかも知れないのに、啓介さん、信じられないっ///」
「俺は営業部に行く事はないから、会う機会なんてほとんどないよ。現に俺の事、全然知らなかったろ。」
全然反省していない彼。むしろ少しムスっとしてる。怒りたいのは騙されたこっちの方だ。