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夜ごと疚しい夢を見る(「初めて女を~」ピックアップ御礼)
第1章 夜ごと疚しい夢を見る
「リュリュ?」
「っ、なぁに……ビスカスっ」
「……あっち、向いて」
ビスカスはふと思いついて、向かい合っているローゼルの体を、向こう向きに転がしました。
向こうには鏡が有り、ローゼルの姿がほの暗く写りました。
「見て、リュリュ」
「あ……」
「すげぇ綺麗だ……ほら」
しなやかな脚に脚を引っ掛けて開いてやると、くちゅくちゅと慎ましい水音を立てている部分が写し出されました。
「やぁあん!やぁ、見えてるぅ、リュリュのいやらしいとこ見えちゃうぅ、ぁ、ぁあんっ!」
「気持ち良い?」
「やだぁ、いやっ、やっ、……あ!あぁあん!!」
ビスカスの指で開かれた所からぬめりが滴るのを見て、ローゼルは首を振りました。
「ほら、ここは、気持ち良いって言ってる、」
「やぁ、ちがうっ……あぁああん!あんっ、あ」
「リュリュっ、すげぇ可愛いっ……っ、」
「あ、あっ、いいっ、ビスカス、きもちいっ……」
「俺も、気持ち良っ……」
「ん、ん、いくっ……あ、いくぅっ、いっちゃうぅうう!」
「……っ、う……!!」
快感が極まったのか、ローゼルの体は小刻みにぶるぶると震え、ビスカスもそれを感じながら、ローゼルの背中に精を放ちました。
「っ…………」
「あ……んっ……ふ……」
息を整えて、ビスカスの方にくるりと向き直ったローゼルは。
「ビスカス……すきよ……すき、だいすき……」
そう囁くと、薔薇が咲き初める様に、あでやかに微笑みました。