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エロ小説を100冊読んでみた
第22章 才川夫妻の恋愛事情 7年じっくり調教されました

また、ストーリーテリングの仕掛けとしてヒーローとヒロインではなく、本来ならばライバルヒロイン(咬ませ)となるキャラの一人称で話をスタートさせている所も斬新だなと思いました。ただ、これは私がティーンズラブに詳しくないため「実はそういう作品もけっこーあるよ」ということかもしれませんが。(作者さん本人があとがきで変わったことしてスイマセンとおっしゃっていたので、やっぱり珍しいんだろうなとは思いますが)
ところで、女性向けのロマンス小説では主役格男性のことを「ヒーロー」って呼ぶんですよね。個人的には凄く違和感のある呼び方なのですが、何故そう呼ばれることになっていったのかというのはなんとなく想像がつく気もするし面白いなと思います。
あ、あとTLを「エロ小説」というくくりに入れて語るのってどーよという気後れというか遠慮もちょっとあるのですが、もしそう思われた方いたらごめんなさいです。官能小説の一ジャンルとして捉えており、それを単に「エロ小説」と、この書き物のタイトルにて総称しているだけです。
肩の力を抜いて読んでいただけると嬉しいです。私もそんなに肩に力入れてないので。お勉強と言えどもリラックスしてやりたいものですし^^;
持論として「男は官能と愛を切り離して考えるが、女にとって官能と愛は不可分」という想いを持っています。

