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エロ小説を100冊読んでみた
第23章 魅惑のW水着 豊尻母と巨乳娘

そういう明確なコンセプトを感じ取らされてしまえば、もう黙って作者についていくしかないじゃありませんか。
オナニー発覚からの、お仕置き筆おろし→練習後のご褒美エッチ……そして第二のヒロインの処女喪失エッチ……と次から次へと繰り出される水着エッチ。
これもまたバリエーションに工夫がされていて、ジム、または学校のプールであったり、水着着用の混浴温泉であったり、ジムつながりでレオタード、更には最後に来て「日焼け跡全裸」! 何も来てないのに水着。そう、水着とは水着だけにあらず! 何言ってんのかよくわからなくなってきましたが^^;
水着を軸にヒロインたちの姿や舞台背景を工夫して飽きさせない。
……レオタードだけちょっとブレた感あるかな(笑)
でもまあ、苦肉の策だったのでしょう。
飽きさせないと言えばストーリーもそうで、水着の母娘ふたりとダブル肉体関係からのダブル恋人へというメインプロットに加えて「母娘との三角関係(主に母親側の葛藤)」と「競技会での勝負」という二本のサブプロットが並走して展開します。
そしてこのどちらもが読み応えのある話となっており、きれいにまとまっている。エッチシーンとの整合性・親和性も高い。
主人公が娘とも関係を持っているとこを知り、身を引くべきかどうか迷う描写は母親ヒロインの女心を悩ましく表現していて惹きつけられます。
また、娘とのデートを賭けて臨むライバル男との勝負の行方は、このまま母親ヒロインを追う気持ちに火をつけるクライマックスを盛り上げる絶妙な演出になっていると共に、清々しい読後感にもつながっている。
とても美しいプロットだなーと思いました。
これも教科書にしたい作品だあ。

