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エロ小説を100冊読んでみた
第23章 魅惑のW水着 豊尻母と巨乳娘

官能描写も丁寧で見習いたい。真似して自分のものにしたいと思わされました。
ひとつひとつの行為、段階、心理描写を急ぐことなくじっくりと書き込んでいく。別に凝った言い回しをするとかではなく、書き急がないってことが大事なんだろうなと、そういう学びを得ました。きっと、エッチシーンもかなりきちんとプロットを組んで執筆しているのではないだろうか。
あと、もうひとつ計算を感じたのは挿絵の枚数とエッチシーンのバランスがいいこと。挿絵10~12枚の二次元ドリーム文庫に対して、リアルドリーム文庫は5~6枚なんですよね。
となると、あまりエッチシーンを多くしても読者としてはお楽しみである絵が出てこないことになってしまって不満となる。なので必然的にエッチシーンを減らして、そのボリュームをアップすることで、1エッチ1イラストを実現するしかない。それがとても自然にできているなあと。
また、この挿絵点数だとヒロインは二人ぐらいまでがいいのかなとも思いました。
以前読んだ同じリアルドリーム文庫の『恥辱の別荘地 美しき牝奴隷たち』は3ヒロインでしたが、あちらの方ではやはりヒロイン一人あたりのイラストの数がちょっと物足りない感じがあった。
ただでさえ、ヒロインが増えるとその分だけ読者のお気に入りヒロインも分散してしまいますから「このヒロインの挿絵をもっと!」みたいな欲求も生まれやすくなるでしょうし。(各ヒロインが魅力的であればあるほど)

