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エロ小説を100冊読んでみた
第31章 熟美人課長・不倫契約書

「人物と状況の説明」+「行為描写」+「ひと捻り」
これ。
たとえば表題作の場合はこう。
ラブホで雨宿りという千載一遇のチャンスをものにして美人課長を無理やりモノにした男。(なりゆきと行為描写)
実はそんな大胆な行動がとれたのは、彼女の旦那の浮気相手から彼女が欲求不満であるに違いないという情報を手に入れていたからだった。(ひと捻り)
もう一本別のを例に出すと……
雇い主である人妻と関係を持つ男は、その娘からの誘惑にも乗る。(なりゆきと行為描写)
母への口止め料として娘から小遣いを巻き上げられるが、なんと娘は浮気の口止め料として母からも二重に小遣いを巻き上げていたのだった。(ひと捻り)
全編こんな調子で、最後にひと捻りを入れて締めています。
そんなの当り前じゃん! とおっしゃる向きもあるかもしれませんが、なかなかどーだろう、できるだろうか。
いや、もちろん色々な短編の締め方というのはあるので、この方法が最適解だというようなことを言うつもりはないんですけど。ひとつの方法論だなーと。

