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エロ小説を100冊読んでみた
第38章 帝は獣王に降嫁する

んでもって官能シーン前半戦は、嫁に入った帝が本意ではないまま王に犯される展開。
民を守るために不本意ながら身体を捧げただけなのに快楽に堕とされ、その陰茎から白濁を吐かされまくる。
最初の契りなど、破瓜の見届けのしきたりにのっとって、従僕の前でお尻を貫かれなど、もう屈辱恥辱であっふーん。
冒頭の降伏シーンもエロかったんだよなあ。
さっきまで剣を交えていた相手に対し、鎧を脱いで裸になり、見せてはいけないものを見せるという。戦場の只中で。
そんな風に負けた者がいたぶられる序盤から、二人の関係性が変わり愛が芽生える中盤。
これが中盤なんですよね。
愛が芽生えてめでたしではない。
そこからグイと踏み込んでの後半は、陰謀が明らかとなり、窮地に陥る受けと、それを救う攻め。
一件が落着して二人の関係が心だけのものではなく、晴れて夫婦として安定したものになるという幕引きでした。
プロットの型としては大枠としては騒動型なのかな。二国間の戦争で力の均衡が崩れることで始まり、安定を取り戻すことで終わる物語。
もちろん、謎の解明や、恋の行方、問題の解決などのサブプロットも盛り込まれている複合型ではありますが。

