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第39章 ダブル美少女の心を読んでラブ奴隷に落とした件

この関係の発展というのをじっくりと描いているせいでキスまで物凄く時間がかかる。二人のヒロイン交互にやるもんだから尚更ね。

でも、全然苦痛にならないのは、そのシーンがしっかりと「お楽しみ」になっているから。

「自分に好意を持っている女の子の心の中身」なんて、そりゃ男にしたら「楽しい」以外の何物でもないですよ！

読んでてめっちゃハッピーなんです。
ニマニマしちゃうんです。なんだったらエッチシーンよりも楽しめるぐらいに！

また話の核である「心を読む能力」を中心に展開しているので、「いつになったら話が始まるんだ」というイライラ感もない。

ゆっくりとではあっても、エッチシーンに向かっていく進行を感じているから読者は落ち着いて読んでいける。

あ、「エッチシーンは早いに越したことはないですが」ということも編集者さんに言われたことはあります。

なんといっても一番の目玉ですから、早くあればそれだけ読者さんたちの期待に早く応えたことになる。

なので早いからダメということもない。遅くてもいいけど、その場合、ちゃんと読者の期待に応えるというメカニズムを理解して、それに沿ったものでなければということですね。