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エロ小説を100冊読んでみた
第40章 騎士の私と悪魔の取引 百合の口付け

書けちゃう人は書けちゃうんだよなあ……はぁ、凄い。

とはいえ、それはご本人が言っているだけのことなので、実際はなんとなくなどではなく、きっちり努力をされての結果のはず。そー思っています。

というのも、昔、二次元ドリームマガジンのインタビュー記事で担当編集者さんが「上田先生は毎月送って来る企画書の量がハンパなくて……」とこぼして(?)いたりしますので。

そーなんですよ。

なんとなくで「原稿を書いちゃう」前にプロって「企画書」があるんですよね。

作品が多いと言うことは、、企画書はその数倍の量を提出しているはずなんですよ。そして山ほどの没ももらっているのです。

ついつい、本になった作品ばかりで作家の実力を測りがちですけど、目に見えない「没」にまで思いを馳せるとクラクラします。

それだけ企画を思いつくってこともさることながら、「没」を食らっても次を提出するその精神のタフネスに頭が下がる。
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