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エロ小説を100冊読んでみた
第1章 僕には悪魔な師匠がいます
コメディタッチな描写では、寝転がっていたヒロインが床の上をゴロゴロ転がって来て主人公の足に裏拳を入れるという所で噴き出してしまいました。そしてまたゴロゴロ転がって元の位置に帰るという……こんなんされたらやっぱりそのキャラ好きになっちゃいますよね! 個人的に激ツボ。(私、読書で映像がバッチリ頭に浮かぶタイプなんで弱いんですよそういう動きのあるギャグに)
そんなヒロインは最初から最後まで主人公のことが大好き。主人公を弟子にとり、婚姻を結ぶ……というお話です。
キャラ同士の関係性は物語中たいして変化しないです。関係性の変化を追う話ではない。
で、変化がないんだけれども読んで退屈しないのはストーリー展開時の工夫にあるのだと思います。
主人公との出会い(過去)
↓
現在の生活
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魔界への新婚旅行
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天界への新婚旅行
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人間界に戻ってからのひと騒動
↓
決着
という流れの中でしっかりと時代や舞台背景を変化させている。
これはきっと大事なことなんだと思います。