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第7章 ヤブヌマ 侵食されゆく妻の蜜肌

これ、直接的なエッチシーンはなくても、この夫が右往左往パートのワクワク感がたまんないんすよねー!(笑)

読者的にはもう頭の中に奥さんがあんなことされたりこんなことされたりする妄想が膨らんじゃっておちんちんフル勃起しちゃうっていう。

本作ではそこのとこの妙も上手に活かされていて、夫は心配のあまりヤブヌマと奥さんのいる部屋に電話をかけたり、ドアをノックしてみたり。

それが後半、実際に起きていた出来事の中でちゃんとプレイとリンクして再度描かれる。

とてもエッチでした。

『愛妻日記』でも妻が夫に内緒で間男とどこかに行っているというシチュエーションは出て来るのですが、あちらでは「妻が内緒で行動していることを夫が気づいていない」あるいは「すぐに妻が何をしているかが描写される」ために、読者が妄想を膨らませるきっかけや時間がない。(その分、エッチシーンはすぐに読めるのですが)

もうひとつの『愛妻日記』との違いは、奥さんの気持ちがしっかりと描かれていること。

本作では夫婦合意のもと、スワッピングという形で寝取らせプレイに進展します。
事前にちゃんと妻と夫の間で話し合いがもたれる。「ヤブヌマなんて大嫌いなんだけれど、愛する夫のために」という決意で奥さんは自ら身体を捧げる。

そこが明確であるために、後半のプレイで堕ちていく奥さんの心の動きがわかりやすく、淫らに感じられました。