この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロ小説を100冊読んでみた
第10章 お嬢様官能小説家 渡戸笑
ところで、和姦レーベルでこういう展開ってけっこう難しいんですよね。
特に二次元ドリーム文庫。
もともとバリバリの凌辱レーベルであるドリームノベルズがあって、それと住み分けする形……創刊当初は違ったかもしれませんが、15年の歳月を経て今ではガチガチの和姦レーベルとなっているのがドリーム文庫。
読後に嫌な気分にならない。胸糞な主人公やヒロインは出てこない。何をさておいても後味の良いエッチを保証する。
二次元ドリーム文庫の愛読者さんはこの点について相当ナイーブだと私は想定しています(現時点で美少女文庫との一番の違いと見ている)。
で、そんな中でマゾ気質のヒロイン
これ間違ってはいない。「されたい女の子」ってエッチですし、「されたくない女の子にエッチしちゃう」のがドリームノベルズ、ドリーム文庫では「されたい女の子とエッチしちゃう」なので読者にもちゃんとM女子を受け入れられるはず。現にマゾヒロインものは一定数発刊されている。
でもでも、Mのエロさって「無理矢理されちゃう」「望まぬプレイに燃え上がる」ってのが本質じゃないですか。