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エロ小説を100冊読んでみた
第12章 若妻誘惑ハーレム 桃色町内会へようこそ!
で、この顔見せの魅力をマックスに発揮させるためにやっているのが先ほど申し上げました「ギャップの最大化」なんだと思います。
1.ひなびた酒屋のダルい午後→パリッとしたスーツ美女
2.キャリアウーマン→近所のお姉さん
3.34歳の巨乳シングルマザー→女子高生
新たに登場するキャラが、見事に前のキャラ(ないし情景)とギャップを作っています。
このおかげで、「色々なヒロイン」の「色々な」感がめっちゃ強調されている。
ハーレムもの好きな読者は、まさに期待するものを見せられて目が離せなくなる。
冒頭シーンでヒロインたちと交わされる会話も、何気ないようでいてそれぞれ方向性の違うものになっていました。
営業レディとは「新商品について」シングルマザーとは「買い物の話と配達の約束」女子高生とは「意味不明な悪態」。
さらっとながしてしまいがちな部分だけど、こういう所でもヒロインの個性の違いを強調していけるんだなあ。
トップバッターに営業レディをもってきたのは、一番意外性があるからなんじゃないかな。読者を「おっ」と思わせられそうなヒロインを最初にもってきて、あとはそこからのギャップ連鎖を考慮して出番を配置といったところか。