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エロ小説を100冊読んでみた
第12章 若妻誘惑ハーレム 桃色町内会へようこそ!

酔った営業レディに誘惑されていざ挿入……というところで這入って来るのは、それを目撃して驚く女子高生。

その後、営業レディとのエッチを再開。女子高生も誘って3Pとなる。

シングルマザーの「パイズリしてあげるね♪」からの「あ、人が来ちゃった」で、やって来るのは営業レディ。三人でお酒を飲んでいい雰囲気になって「実はパイズリしようとしてたの……」「私も仲間に入れて……」と展開。

なんというか、コの字型の楔を互い違いに組み合わせたとような感じの構造になっていて、仕切り直しをしながら新しい展開が発生し、それを追いかけてツルツルと読み進めていくことができる。非情に心地良い。

って、これ別に官能小説ならではのテクニックではないですけどね(笑)

でも、官能小説においても大変有効なんだなと。
それはこの作品において実証されている。

四人目のヒロインもそうで、最初の顔見せでは前述の3ヒロインしか出てこない。その後の巨乳シングルマザーとのエッチを挟んでから登場する。

読者としては最初の三人のうち、残り二人のヒロインとのエッチが気になっているわけじゃないですか。それなのに四人目ですよ! そしたら、やっぱり四人目も気になっちゃう。そして、気にならせておいてから、営業レディと女子高生とのエッチに行く。

必ず、何かひとつ気になることが残っている状態で進行するこの手綱さばきよ。
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