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エロ小説を100冊読んでみた
第14章 あねてぃ― お姉ちゃん先生は弟専用

10年前ってまだそーゆー良い時代だったんですねえ。多分、その5年ぐらい前はもっと良い時代だったんでしょうけど。90年代後半から2000年中盤にかけての時期が市場規模的には黄金時代だったのかもしれません。

ただ、現在のようにネットからの書籍化というのがなかった時代(ケータイ小説の全盛期ではあったかな)でもあり、その点では今の方が恵まれているとも言えますね。デビューの手段は増えたし、敷居も低くなっています。

問題は書籍化・デビュー後に仕事があるかなんだよなあ。。。

今や人口ピラミッド的に厚かった団塊Jrやその後続のげんしけん世代も家庭を持っている年齢。エロにファンタジーを抱いき続けている者は減り……必然として若年向けエロコンテンツにかつてほどの勢いはなくなってしまった。

本来なら団塊Jr・Jr世代が台頭するはずだったのが、何故か団塊Jr世代が子供作らねえ! てなわけで若年向けエロ市場は先細りのしょんぼり状態。あうあう。

ないものねだりをしていても仕方ないので、個々に頑張るしかないわけですけど!
はい、暗い話題はおしまい! たとえ市場の大きさがどうあれ、エロは滅びんよ。
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