この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第6章 ザドルの過去
・
「じゃあ、‥いいね……
今夜は覚悟して」
ルイスは甘く囁きマリーの顔を傾けさせる。そして柔らかそうな唇を甘噛みし、軽く甘いキスをした‥
唇を放した瞬間二人の吐息が交ざりあう
ルイスは砕け落ちそうなマリーのくびれた腰を優しく受け止めた。
今まさに‥世界は熱く見つめ合う二人だけのものになっていた…
「あのぉ‥すみませんが、ルイス様……」
そんな二人の間に入り込む輩が一人──
この店のオーナーだった。
「なんだ…」
‥いいとこなのにっ邪魔しやがって!!
無表情で問うルイスだったがオーナーには心の怒りが聞こえたようで怯えさせてしまった
「じ、実は…っ…マリーは今から他の御客様の指名が入っていまして」
「断れ!」
「……はぃ?」
「“断れ”と言っている‥
わかったな?他の女を用意しろ。そいつの分の金も俺の方に付ければいい‥
それで納得しなきゃ俺が話をつけてやる‥」
「……っ…」
ルイスは冷ややかな眼差しでオーナーを見据えた…
「はぃ…わかりました」
有無を言わさぬ眼差しで威圧する。
オーナーは冷や汗をかくと共にゴクリと唾を飲み、背を向けた二人を無言で見送るしかなかった……。
「じゃあ、‥いいね……
今夜は覚悟して」
ルイスは甘く囁きマリーの顔を傾けさせる。そして柔らかそうな唇を甘噛みし、軽く甘いキスをした‥
唇を放した瞬間二人の吐息が交ざりあう
ルイスは砕け落ちそうなマリーのくびれた腰を優しく受け止めた。
今まさに‥世界は熱く見つめ合う二人だけのものになっていた…
「あのぉ‥すみませんが、ルイス様……」
そんな二人の間に入り込む輩が一人──
この店のオーナーだった。
「なんだ…」
‥いいとこなのにっ邪魔しやがって!!
無表情で問うルイスだったがオーナーには心の怒りが聞こえたようで怯えさせてしまった
「じ、実は…っ…マリーは今から他の御客様の指名が入っていまして」
「断れ!」
「……はぃ?」
「“断れ”と言っている‥
わかったな?他の女を用意しろ。そいつの分の金も俺の方に付ければいい‥
それで納得しなきゃ俺が話をつけてやる‥」
「……っ…」
ルイスは冷ややかな眼差しでオーナーを見据えた…
「はぃ…わかりました」
有無を言わさぬ眼差しで威圧する。
オーナーは冷や汗をかくと共にゴクリと唾を飲み、背を向けた二人を無言で見送るしかなかった……。