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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 変なおじさん
これからどうなるんだ自分は?‥
捕まるんだろうか?
それだけは避けなきゃ…
自分が捕まってしまえばあの子達は誰が守る?
なんとか‥‥
なんとかこの場から逃げないとっ──!
相手は百戦錬磨の武将…
……どうする?…
少年は自分に問い掛けると同時に細い肩に背負った剣に手を伸ばしたっ!
「こらこらっちょっとまてっ!」
「‥‥‥」
「黙り込んで、いろいろ考えてたわりに行動事態は案外、短絡的だな!?」
「…これしか思い浮かばなかった…」
少年はまだ構えの体制を崩していない…
「…べつに、この程度で捕まえたりしないから安心しろよっ…」
「………捕まえない?
ほんとに?」
「あぁ ほんと、だ!」
少年は、ハァっ、と全身の力を抜くと、瞬間的にかいた冷や汗を拭い足元にあった自分の荷物を抱え背を向けた。
「こらこらっ! どこ行く気だ?」
「‥どこっ…て……
捕まえないってさっき…」
「捕まえやしないよ…
それはそうと、受け付けは…?
しなくていいのか?」
少年は、真顔でルイスの顔を見つめた
捕まるんだろうか?
それだけは避けなきゃ…
自分が捕まってしまえばあの子達は誰が守る?
なんとか‥‥
なんとかこの場から逃げないとっ──!
相手は百戦錬磨の武将…
……どうする?…
少年は自分に問い掛けると同時に細い肩に背負った剣に手を伸ばしたっ!
「こらこらっちょっとまてっ!」
「‥‥‥」
「黙り込んで、いろいろ考えてたわりに行動事態は案外、短絡的だな!?」
「…これしか思い浮かばなかった…」
少年はまだ構えの体制を崩していない…
「…べつに、この程度で捕まえたりしないから安心しろよっ…」
「………捕まえない?
ほんとに?」
「あぁ ほんと、だ!」
少年は、ハァっ、と全身の力を抜くと、瞬間的にかいた冷や汗を拭い足元にあった自分の荷物を抱え背を向けた。
「こらこらっ! どこ行く気だ?」
「‥どこっ…て……
捕まえないってさっき…」
「捕まえやしないよ…
それはそうと、受け付けは…?
しなくていいのか?」
少年は、真顔でルイスの顔を見つめた