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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 変なおじさん
「受付!?‥だって立冠式ってのをやってないのに?」
「あぁ、それなら大丈夫だ」
ルイスはそれだけ言うと噴水の方に向かって歩きだす
―――!?
大丈夫‥?
「大丈夫って…
どういうこと!?」
少年はルイスの元へ走り寄り問いかける。
ルイスは噴水の縁に腰掛けるとハンカチを水に浸して搾り、自分の隣をトントンと指先でこづき合図した
「‥なに?
隣に座れってこと?」
頷くルイスの指示どうり少年はルイスの隣に腰掛ける。
するとルイスは濡らしたハンカチで少年の赤くなった顔をそっと拭いてあげた。
―――!‥ぁ、冷たくて気持ちいぃ‥//
擦り過ぎて赤く熱をもった頬がヒヤッとした感触に
癒されていく‥