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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第9章 消えた三歳時の行方
・
― パサっ「!?」
フワッと暖かな物がロイドを包んだ
「少しでも暖かくなればと思ったんだけど‥」
アルは自分の上着をロイドにかけてあげた
中に着ていた半袖のシャツから、あらわになった白い腕が妙になまめかしい
よく見るとアルも鳥肌が立っていた
「有り難いけどいいよ、
お前も寒いだろ?
それに…これじゃ意味がない‥」
‥‥
ロイドの言うとおり、確かに意味がなかった。アルの上着ではいいとこロイドの背中半分が隠れる程度‥
なんだか子供用のミニマントを裸に羽織っているようでかえって笑える
アルは他に代わる物がないか辺りを探してみたが何もない‥
そんなアルの様子を気にかけ、厨房に入って仕事に取り掛かっていたエバが何かを手にしてやってきた
「アル、これしかないけどダメかねぇ?」
「あ、ありがとエバ!」
アルはエバから白い衣服を受け取ると、ロイドの肩から自分の上着を除かす。そして白い衣服を拡げて確認した。
‥結構大きい‥
これなら大丈夫だな!
アルはロイドを衣服で包むように着せてあげた
― ぷっ!
――ぷぷっ
― パサっ「!?」
フワッと暖かな物がロイドを包んだ
「少しでも暖かくなればと思ったんだけど‥」
アルは自分の上着をロイドにかけてあげた
中に着ていた半袖のシャツから、あらわになった白い腕が妙になまめかしい
よく見るとアルも鳥肌が立っていた
「有り難いけどいいよ、
お前も寒いだろ?
それに…これじゃ意味がない‥」
‥‥
ロイドの言うとおり、確かに意味がなかった。アルの上着ではいいとこロイドの背中半分が隠れる程度‥
なんだか子供用のミニマントを裸に羽織っているようでかえって笑える
アルは他に代わる物がないか辺りを探してみたが何もない‥
そんなアルの様子を気にかけ、厨房に入って仕事に取り掛かっていたエバが何かを手にしてやってきた
「アル、これしかないけどダメかねぇ?」
「あ、ありがとエバ!」
アルはエバから白い衣服を受け取ると、ロイドの肩から自分の上着を除かす。そして白い衣服を拡げて確認した。
‥結構大きい‥
これなら大丈夫だな!
アルはロイドを衣服で包むように着せてあげた
― ぷっ!
――ぷぷっ