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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 大男の目にも涙
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『ティム、ジョンが悪いことしたらすぐに怒るんだよ!…そしてなんで怒られたか教えてあげて‥
怒りっぱなしは絶対駄目だからね‥今が一番わかる年頃だから、わかってないようでもいずれ理解する…
自分の為じゃない、ジョンのために怒ってあげるんだよ‥いいね…大変だけど頼りにしてるから‥』
アルはティムに子供達を任す度に毎回このセリフを言っていた
!…しまった!!なんで、たたいたか教えもせずに飛び出して来ちゃったぞ‥
ティムは徐々に落ち着いてくると自分の取った行動を悔やみはじめた
「ジョン、 痛かったよねきっと‥」
ティムは独り言のように呟いた‥
「なぁに、俺が叩いたんならどんなに加減しても壊れちまうけど‥‥そんなにたいした音じゃなかった。それ程痛くはなかったはずだ」
ザドルはティムの肩を夜風から守るように抱えこんだ
「‥まぁ 、お前が出てった後にすげぇ勢いで泣き出しちまったけどな‥たぶん叩かれた事より怒られた事の方がショックだったんだろ‥‥
……お前ぇだって痛かったはずだ‥ ココが、」
ザドルはそういうとティムの胸をつついた
『ティム、ジョンが悪いことしたらすぐに怒るんだよ!…そしてなんで怒られたか教えてあげて‥
怒りっぱなしは絶対駄目だからね‥今が一番わかる年頃だから、わかってないようでもいずれ理解する…
自分の為じゃない、ジョンのために怒ってあげるんだよ‥いいね…大変だけど頼りにしてるから‥』
アルはティムに子供達を任す度に毎回このセリフを言っていた
!…しまった!!なんで、たたいたか教えもせずに飛び出して来ちゃったぞ‥
ティムは徐々に落ち着いてくると自分の取った行動を悔やみはじめた
「ジョン、 痛かったよねきっと‥」
ティムは独り言のように呟いた‥
「なぁに、俺が叩いたんならどんなに加減しても壊れちまうけど‥‥そんなにたいした音じゃなかった。それ程痛くはなかったはずだ」
ザドルはティムの肩を夜風から守るように抱えこんだ
「‥まぁ 、お前が出てった後にすげぇ勢いで泣き出しちまったけどな‥たぶん叩かれた事より怒られた事の方がショックだったんだろ‥‥
……お前ぇだって痛かったはずだ‥ ココが、」
ザドルはそういうとティムの胸をつついた