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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 幼い誓い
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ジョンが見つかったから解放してくれると思ってたけど
結局繋いだまま連行されたな…
「ロイド…」
ユリアは呟く
「じゃ、大丈夫ならお風呂行こう。ティム達も準備だけしてて…」
「…オ…」
「?…ティム、聞こえた?」
「オイラっ!一人で入っていいか!?一人で入りたいっ」
「一人?…どうして?」
「どうしてもっ…こ、これからオイラは一人で入るっ──そう決めたんだっ!」
「…?…」
力むティムをアルは見つめる。
……そういえば、昨日のお風呂だってティム一人だけ離れた場所で背中向けてたっけ
七歳のユリアでさえも鼻血を見られ恥ずかしいと言う。
10歳か――これからいろいろあるんだろうな…たぶん自分では対処しきれない事も…
――そうだっ!!
「よしっ!わかったっ
いいよ、 ちょっと待ってて」
アルは何かを思い出し、部屋を出て行く。そして直ぐに戻ってくるとティムに笑顔を向けた。
「ティム。一人ではダメだけどマークとジョンを連れて、今から行っておいで!! 今、頼んで来たから」
「頼む?何をだ?」
ジョンが見つかったから解放してくれると思ってたけど
結局繋いだまま連行されたな…
「ロイド…」
ユリアは呟く
「じゃ、大丈夫ならお風呂行こう。ティム達も準備だけしてて…」
「…オ…」
「?…ティム、聞こえた?」
「オイラっ!一人で入っていいか!?一人で入りたいっ」
「一人?…どうして?」
「どうしてもっ…こ、これからオイラは一人で入るっ──そう決めたんだっ!」
「…?…」
力むティムをアルは見つめる。
……そういえば、昨日のお風呂だってティム一人だけ離れた場所で背中向けてたっけ
七歳のユリアでさえも鼻血を見られ恥ずかしいと言う。
10歳か――これからいろいろあるんだろうな…たぶん自分では対処しきれない事も…
――そうだっ!!
「よしっ!わかったっ
いいよ、 ちょっと待ってて」
アルは何かを思い出し、部屋を出て行く。そして直ぐに戻ってくるとティムに笑顔を向けた。
「ティム。一人ではダメだけどマークとジョンを連れて、今から行っておいで!! 今、頼んで来たから」
「頼む?何をだ?」