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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 幼い誓い


アルも食事を充分に取れなかった今までとは変わり、かさついていた白い肌もここ三日で見違えるほど潤っていた


「みんなでおじちゃんの背中洗ってあげたんだぞっ!おっきい背中をっなっ」

「あしたもっ一緒にお風呂入るんだっ!ユビキリしたんだよっ」


ティムとマークはお風呂から戻ってくるなりマシンガントークで風呂でのことを話し、ジョンはもう寝息をたてている



「アル達もそろそろ行ってきなよっ!! オレら留守番してるからさ!」


「うん、 じゃあ行こうかユリア‥」


二人は後をティム達に頼み浴場に向かった。






― チャポン‥


「ふぅー。静かだね…
あの子達がいないと


‥ねぇユリア、ロイドのこと気になる?」



ずっとおとなしいユリアにアルは聞いてみた…


「‥ぅ‥ん…わからない…アルはどう思う?」


「どうって? ロイドのこと?………う〜ん あまり話してないからよく解らないけど、優しいのは確かだね。
初めて会った時、助けてくれたし…ユリアは好きになっちゃったんだ? ロイドのこと」


アルはユリアの頭を撫でながら聞いた


「…ねえアル。ロイドって年いくつかな?」



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