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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 幼い誓い
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「う〜ん…いくつなんだろうね? そうだっ! 明日、お礼に行こうか?
‘あたし’の髪飾りがあるから付けてあげる! 当分必要ないし、綺麗にして会いに行こうかっ?ね!」
ユリアの顔がパァっと明るくなった
「ほんとっ? …でもあの髪飾りはアルのママの形見でしょ? アル大事にしてるのに…」
「…いいよ‥今は必要ないもの。それに使ってあげた方が母さんも喜ぶと思うし!!」
アルはいつのまにか女性らしい言葉使いになっていた
「‥アル…ごめんね‥
あんなに綺麗な髪だったのに……アタシ、アルの髪すごく好き!
お日様が当たるとキラキラ、オレンジ色に光るんだよ!
アル、自分じゃ知らないでしょ?アタシもアルみたいな髪だったらなぁ〜」
そういいながら、ユリアは湯舟の中にブクブクと潜った
「ふふ…あたしはユリアの髪好きよ栗色でツヤがあって…あたしは少しくせっ毛だからサラサラのストレートに憧れてたな‥」
「ほんと?」
「うんっ」
アルはユリアに優しく微笑んだ‥
笑顔で細めた瞳に吸い込まれそうなほどの澄んだ輝き‥
アルは自分がどんなに美しい笑みをしてるかなんてまったく知らない。
「う〜ん…いくつなんだろうね? そうだっ! 明日、お礼に行こうか?
‘あたし’の髪飾りがあるから付けてあげる! 当分必要ないし、綺麗にして会いに行こうかっ?ね!」
ユリアの顔がパァっと明るくなった
「ほんとっ? …でもあの髪飾りはアルのママの形見でしょ? アル大事にしてるのに…」
「…いいよ‥今は必要ないもの。それに使ってあげた方が母さんも喜ぶと思うし!!」
アルはいつのまにか女性らしい言葉使いになっていた
「‥アル…ごめんね‥
あんなに綺麗な髪だったのに……アタシ、アルの髪すごく好き!
お日様が当たるとキラキラ、オレンジ色に光るんだよ!
アル、自分じゃ知らないでしょ?アタシもアルみたいな髪だったらなぁ〜」
そういいながら、ユリアは湯舟の中にブクブクと潜った
「ふふ…あたしはユリアの髪好きよ栗色でツヤがあって…あたしは少しくせっ毛だからサラサラのストレートに憧れてたな‥」
「ほんと?」
「うんっ」
アルはユリアに優しく微笑んだ‥
笑顔で細めた瞳に吸い込まれそうなほどの澄んだ輝き‥
アルは自分がどんなに美しい笑みをしてるかなんてまったく知らない。