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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第3章 美食の鳩
ルイスは独り言のように話し続けた…
「そいつ最近メタボリックみたいになりやがってさぁ! ハハッ …って笑い事じゃねぇな、俺のせいだもんなぁ‥
太り過ぎて死んじまったかな?四日前から突然来なくなったんだよあいつ…」
「っ…ウグッ!」
──グホッ!
「おい、大丈夫かよっ!? 誰も盗らないから落ち着いて食えよ」
ルイスは三個目を喉に詰まらせた少年の背をさすってやった。
「…ゲホッ‥フ‥あ、ありがと‥大丈夫だか、ら…」
………やばいっ
その鳩、絶対見覚えあるっ!
そう、あれは四日前のことだった・・・
森を抜ける直前にちょうど目の前に、一羽の真ん丸ぷくぷくっ とした鳩が・・
これはっ!──
これは神様からの
贈り物だっ!
少年は勝手にそう判断していた。
実際、 いとも簡単に捕まえられた・・・
動きが鈍かったからだ。
‥そうか…あの鳩、
このクロワッサン食べてたのか…
めちゃ旨だったもんな…
少年は冷や汗を誤魔化しながらもあの時の味を思いだした。
「そいつ最近メタボリックみたいになりやがってさぁ! ハハッ …って笑い事じゃねぇな、俺のせいだもんなぁ‥
太り過ぎて死んじまったかな?四日前から突然来なくなったんだよあいつ…」
「っ…ウグッ!」
──グホッ!
「おい、大丈夫かよっ!? 誰も盗らないから落ち着いて食えよ」
ルイスは三個目を喉に詰まらせた少年の背をさすってやった。
「…ゲホッ‥フ‥あ、ありがと‥大丈夫だか、ら…」
………やばいっ
その鳩、絶対見覚えあるっ!
そう、あれは四日前のことだった・・・
森を抜ける直前にちょうど目の前に、一羽の真ん丸ぷくぷくっ とした鳩が・・
これはっ!──
これは神様からの
贈り物だっ!
少年は勝手にそう判断していた。
実際、 いとも簡単に捕まえられた・・・
動きが鈍かったからだ。
‥そうか…あの鳩、
このクロワッサン食べてたのか…
めちゃ旨だったもんな…
少年は冷や汗を誤魔化しながらもあの時の味を思いだした。