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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第16章 白いお馬さん


はっきり言ってこの敷地内のことならアルよりも子供達の方が詳しいだろう。

ユリアが裏庭を歩いていると、野薔薇の垣根から何やら見えていた。

「…え、あれは……人の足?みたいたけど…っ…」


怖い物見たさに、そーっと近づいてみると……


「──!っ…」

この人っ…たしかロイドを犯人だとか言って捕まえてた人だわ……


足の正体は昼寝をしていたルイスだったのだ。



‥こんなところで何してるのかしら?‥‥お昼寝?

──まあっ…すごく綺麗な顔っ…



そーっとルイスの寝顔を顔を覗き込んだユリアの目からハートが沢山飛び散った。


耀くプラチナブロンドの髪に白い肌。形のいい唇が血色よく艶めいている……。


…っ…うぁ!睫毛も長くてお馬さんみたいっ!!



ロイドが勇ましく荒野を駆け巡る黒馬なら、さしずめルイスは薔薇の庭園を優雅に走り抜く白馬と言ったところだろうか。


真っ青な隊服に白い手袋とブーツ。白いマントは昼寝には邪魔だったのだろう。勲章入りの留め具と共に外して傍に置いてあった。


ユリアはルイスの髪にそぉっと触れてみた……



きゃー! 軟らかいわっ…

あまりの手触りの良さに頬を染めて興奮する。

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