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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第3章 美食の鳩
「…二の足踏まされて文句言いたいのはわかるけど‥多分、あいつは‥君の事を思って、やったことなんだよ」

あれのっ?どこがっ!?


そんな疑いを含んだ少年の眼差しにルイスは困惑顔になった。

「ん〜確かに‥ちょっと屈折した表現の仕方ではあったけどね……悪い奴じゃない‥宿舎で顔を会わせるかもしれない。少し話しでもしてみるといい…」


「ウ〜ン…」

少年は悩みながらもちょっと間を置いて答えた


「‥OK! いいよ、食わず嫌いは良くないって昔、よく言われたからっ!」

「そっか、じゃ 頼むよ‥………顔‥ほとんど赤み引いたね‥念のためちゃんと洗った方がいいかもな」
ルイスは一瞬、フフッと含み笑いした

「…そうだ!、何なら医務室いって消毒するか!? あいつはどんな菌持ってるか、わからないからなっ!」

「菌っ!?…き、菌って………エロウィルス?」

「そぅそぅ。そのエロウィルスに感染すると瞬く間に腹が膨らんでっ──…


って…‥それは俺ダァーツ!!


って、ちっがぁーぅ!!俺じゃねぇっ」

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