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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第21章 一章 始まりの朝
・
…声をかけたいけど危なっかしくて近づけないなっ?
アルが戸惑っているとその気配にザドルが気付いた
「おぅ、なんだっ早ぇじゃねぇか!!
緊張して寝れなかったのか!?」
ザドルは素振りをやめ、汗を拭きながら言った
「いや‥ その反対だよ♪
ぐっすり眠ってすっきり眼が覚めたっ!」
アルは満面の笑みで答えた
「へへっ ♪ 余裕じゃねぇか‥
それでいい‥焦ったってしょうがねぇからなっ!
半端な気持ちならやらないほうがましだっ…
覚悟は決めたか?……」
ザドルは真剣な眼でアルに問い掛けた
「もちろんっ!……
勝ち進むよ!人生全てが生き残りゲームだっ!
死んだら負けっ!──
まだ、負けられないから!」
そういったアルの瞳にザドルは揺るぎない強さを見た
「ガハハっ生意気なこと言いやがる!!
…でも、それが一番大事なことだ!
気持ちで負けたら絶対勝てねぇ‥‥
おめぇはたいした玉だ!!
あいつらのためにも頑張れよっ!!」
そう言って差し出したザドルの大きな手をアルは微笑みながらしっかりと握り返した。
…声をかけたいけど危なっかしくて近づけないなっ?
アルが戸惑っているとその気配にザドルが気付いた
「おぅ、なんだっ早ぇじゃねぇか!!
緊張して寝れなかったのか!?」
ザドルは素振りをやめ、汗を拭きながら言った
「いや‥ その反対だよ♪
ぐっすり眠ってすっきり眼が覚めたっ!」
アルは満面の笑みで答えた
「へへっ ♪ 余裕じゃねぇか‥
それでいい‥焦ったってしょうがねぇからなっ!
半端な気持ちならやらないほうがましだっ…
覚悟は決めたか?……」
ザドルは真剣な眼でアルに問い掛けた
「もちろんっ!……
勝ち進むよ!人生全てが生き残りゲームだっ!
死んだら負けっ!──
まだ、負けられないから!」
そういったアルの瞳にザドルは揺るぎない強さを見た
「ガハハっ生意気なこと言いやがる!!
…でも、それが一番大事なことだ!
気持ちで負けたら絶対勝てねぇ‥‥
おめぇはたいした玉だ!!
あいつらのためにも頑張れよっ!!」
そう言って差し出したザドルの大きな手をアルは微笑みながらしっかりと握り返した。