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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第21章 一章 始まりの朝
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上着を着用してその上にベストを着込むと中途半端に切った髪が邪魔にならないようにバンダナを巻いた
さっきまで目線の高さにあった太陽がいつの間にか、首を仰がないと見えない位置まで昇っている……
アルはカーテンを全開にし、壁にかけてあった宝剣を手にした‥
相変わらず自らピタリと手にフィットしてくる…
鞘から錆びついた剣を抜き取ると、アルは刃先を太陽の光りにかざした‥‥‥
§さあ───
あなたの出番よ!
あたしにしか扱う事が出来ないのなら……
どうか──…
この手に勝利を──!
アルは願いを掛け、
そっと宝剣の石飾りに唇を落とした‥‥
上着を着用してその上にベストを着込むと中途半端に切った髪が邪魔にならないようにバンダナを巻いた
さっきまで目線の高さにあった太陽がいつの間にか、首を仰がないと見えない位置まで昇っている……
アルはカーテンを全開にし、壁にかけてあった宝剣を手にした‥
相変わらず自らピタリと手にフィットしてくる…
鞘から錆びついた剣を抜き取ると、アルは刃先を太陽の光りにかざした‥‥‥
§さあ───
あなたの出番よ!
あたしにしか扱う事が出来ないのなら……
どうか──…
この手に勝利を──!
アルは願いを掛け、
そっと宝剣の石飾りに唇を落とした‥‥