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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第22章 二章 闘技会開催!


「休みってぇと?‥‥」

「対戦人数が合わなかったんだと思う‥二回戦から
名前が載ってた‥」

「ほぅ、一回戦は不戦勝
扱いってことか‥良かったじゃねえかっ!手間ぁ省けて……」

‥なんだ、ルイスも中々やるじゃねえかっ変態長だなんだ言われたわりにゃ、アルのこと気に掛けてくれてんだな!


「じゃあ、ちょっくら俺は便所行ってくらぁ…おめぇも行くか?」

‥連れション?…

「僕はまだいいよ、開催まで時間あるから後で行く」

そう伝えると、はいよっ!とだけ答えてザドルは控室を出ていった


開催まで充分時間が有り余っている…周りにはザドルと並ぶような体格の男達が血気盛んに息巻く姿が見られた

元居た場所に腰掛けるとふと、ザドルの武器が目に留まった

…だけどほんと大きな斧だよな
こんなのでやられたら一溜まりもないな…
ザドルと対戦した人は死んでないんだろうか?



アルはザドルの斧を持ってみた‥。
‥がとても持てたもんじゃない
ザドルの斧はアルの背丈ほどあった


‥こんなのをあんなに軽々振ってた訳か‥‥優勝候補ってのがわかる気がする

アルは今朝のザドルの素振りを思い出した


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